佐倉侠史朗 内野手 九州国際大付属 高校生BIG3 ドラフト上位候補のスラッガー

佐倉侠史朗 （さくらきょうしろう）内野手は2023年ドラフト上位指名候補として注目の選手です。

パワーある打撃が強みで、そのフルスイングは相手投手に対してかなり圧力をかけることができます。

埼玉西武ライオンズからオリックスへFA移籍した森友哉選手と、ヤクルトの村上宗隆選手の打撃フォームを参考にして作られたスイングは非常にパワフルで、左の長距離砲としてその伸びしろが楽しみな選手です。

佐倉侠史朗 内野手 プロフィール

佐倉侠史朗 内野手は 宮ノ陣小学校1年生から宮ノ陣フラワーズで野球を始めます。

宮ノ陣中学ではフレッシュリーグ・球道ベースボールクラブでプレー。

九州国際大付属高校へ進学後は1年春の九州大会からベンチ入りします。

1年秋の予選から4番でファーストとしてチームを引っ張り、秋の福岡県大会ではその打棒を爆発させます。

2021年10月9日に行われました福岡県大会の5回戦 東筑戦で両翼92メートルの北九州市民球場のライトを超す場外弾を放ちます。

九州大会でも準決勝の長崎日大戦でライトへ特大の満塁弾を打ち込んでいまして、そのパワーは規格外です。

神宮大会では準決勝で大阪桐蔭高校と対戦し、7回コールドで2-9と敗戦してしまいます。

しかし2回に迎えた第一打席で大阪桐蔭の前田悠伍投手のアウトコースのストレートを右中間へ本塁打しています。

佐倉侠史朗 内野手 2022年春の選抜でベスト８

佐倉侠史朗 選手がいる九州国際大付属は2022年3月24日に行われた春の選抜大会2回戦で広島の広陵高校と対戦します。

この試合で4番を務めた佐倉選手は3安打の固め打ち。

準々決勝での浦和学院戦でもタイムリーを記録し2022年春の選抜大会でも好成績を残しました。

2022年夏の福岡県大会予選から打順が5番6番に下がったものの、7試合で本塁打3本放つなど、6年ぶりに九州国際大附付属は優勝し、甲子園へと再び進むことになりました。

福岡県大会予選では7月23日に またしても北九州市民球場での東筑戦でライト冗談の「安川電機」の看板を直撃する特大弾を放っています。

初回の第1打席は2死一、二塁の先制機で巡ってきた。大事なチャンスの場面で「2アウトだから、ヒット一本で（本塁に）返ってこられるとは思っていました」とミートを心がけた2球目の135キロ直球は、推定120メートル超の特大先制3ラン。

西日本スポーツ

3点リードの3回1死二塁でも114キロの外角カーブをうまく拾い上げ、センター前へはじき返した。「ホームランの後で、大きいの（長打）を捨てて打席に入れた。あのコースをセンターへ運べて、よかった」と“巧打”にも満足げ。計4打点の勝負強さに「野球は点を取れないと勝てないスポーツですし、チャンスでの一本が自信になります」と主砲のプライドをのぞかせた。

西日本スポーツ

甲子園では8打数1安打で打率.125と打撃の調子が上がらないで2回戦で敗退してしまいましたが、その堂々たる打席での雰囲気は高校生とは思えません。

それほど迫力のあるバッターです。

2022年時の九州国際大付属の打線は全国的に見てもかなり強力な打線です。

3年生で侍ジャパンにも選ばれた黒田義信 外野手が一番を打っていました。

捕手は埼玉西武ライオンズに2022年ドラフト3位で指名されました野田海人選手が打線の核を担っていて、その中で2年生の佐倉侠史朗選手が遜色なく打撃をしていることも、すごい事です。

そらドラフト上位候補になるわなぁ！

3年生となる2023年はどのような打撃を見せるのか、非常に楽しみな選手です。

佐倉俠史朗 内野手の主な特徴

・低い重心から下半身を粘り強く使って鋭いスイングをしてくるバッターです。フォロースルーが大変大きなバッターですので、飛距離を出せるのが魅力的です。

・高校生としては非常に能力が高い選手で、バットの出が速くパワーのみならず打撃に柔軟性のある選手です。

・守備は一塁を主に守るのですが、他に守れるポジションが特にないのがデメリットとしてありますが、一塁手が不足しているチームは数年後を見据えて是が非でも指名に踏みきってもいいのではないでしょうか。

まとめ

埼玉西武ライオンズからオリックスへFA移籍した森友哉選手と、ヤクルトの村上宗隆選手の打撃フォームを参考にして作られたスイングが特徴的な佐倉侠史朗 内野手。

まずは3年生となりました2023年を勝ち抜き、秋のドラフト会議には上位で指名されて欲しいと思います。

高校BIG３と言われている佐倉選手ですが、花巻東の佐々木麟太郎 選手と共通して言えるのはパワーだけでなく、「打撃の柔らかさ」も持ち合わせていることです。

真鍋慧 内野手 広陵高校 高校生BIG3 ドラフト1位候補 和製ボンズ！

高校生で大型スラッガータイプというと、パワーはあるが、打撃が「固い」イメージの選手が多く、また、三振も多い印象ですが、この佐倉選手などはトップの位置は高く見えるものの、テイクバックからスイングにかけてはバットがレベルに出ていますので、かなり確実性の高いバッターだと思います。

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