前田悠伍 投手 大阪桐蔭高校 高校生ナンバーワン 左腕 ドラフト上位候補

前田悠伍 投手 昨年夏の甲子園の雪辱誓う

前田悠伍 投手は2023年ドラフト会議で注目の高校生サウスポーです。

3年生となりました2023年、第95回春の選抜高校野球大会の出場校が発表されましたが、大阪桐蔭高校が4年連続14回目の出場を決めました。

大阪桐蔭ドラ1候補・前田が昨夏の雪辱誓う「甲子園の借りは甲子園で」　下関国際戦以来の聖地へ

　昨夏の甲子園準々決勝・下関国際戦では、1点優勢の9回に2点を失って敗戦投手となった。「あのような悔しい経験は二度としたくない。甲子園の借りは、甲子園でしか返せない」と頂点を見据えた。

スポニチ

いよいよ高校3年間の集大成を見せる時が来ました。エースの前田投手も選抜優勝へ並々ならぬ決意を表明しています。

前田悠伍 投手 プロフィール

古保利小学校2年生の時から高月野球スポーツ少年団で野球を始めます。

6年生になるとオリックスJrでプレー。

高月中では湖北ボーイズに所属し、1年時にはカル・リプケン12歳以下世界少年野球日本代表として世界一になります。

3年生になると滋賀選抜でプレーし、大阪桐蔭高校へ進学します。

大阪桐蔭では1年生の夏の甲子園ではベンチ外だったものの秋から主戦投手として活躍します。

2021年10月3日に行われました秋季大阪府大会での準決勝では

履正社高校相手に5-3の完投勝利と安定した投球を見せて

さらに注目を浴びます。

大阪桐蔭　１００　１０２　１００＝５

履正社　　００１　０１０　１００＝３

2021年10月30日に行われました秋季近畿大会では準決勝の天理高校戦で

先発し7イニング1失点の完投勝利

大阪桐蔭　０００　２２３　２＝９

天理　　　０１０　０００　０＝１

続く2021年11月21日に行われました神宮大会での敦賀気比戦では、先発した背番号10の川原投手が3回までに4失点するも、その後に登板した前田悠伍投手が抜群の制球力で流れを変えます。

前田悠伍投手は4回表から登板し、6回　球数77 被安打2 奪三振10 四死球1 失点0の圧巻のピッチングを見せます。

2年生になりました2022年は春の選抜で3月28日市立和歌山との準々決勝で、6回を無失点12奪三振の好投

3月31日の近江高校との決勝では7回無失点で奪三振11というピッチングを見せています。

2年生になりました2022年の夏の甲子園では下関国際に敗れ、夏制覇とはいきませんでした。

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前田悠伍 投手の主な特徴

●柔らかいフォームから繰り出す最速148㌔のストレートにスライダー・チェンジアップ・カーブを投げ分けます

●非常に制球力のいい投手で1試合平均2-3個のファーボールしか出さないのが特徴です

しかし、2022年11月21日秋季神宮大会の準決勝では課題も残します。

仙台育英相手に9回を球数161球、10個の四死球を出しました。

調子が悪い中ではありましたが、前田投手は4失点に抑えるなど試合を作ります。そのあたりが他の高校生投手とはレベルが違い、修正力が高い選手です。

●ゲームメイク能力が高く、高校生ながらもほぼ完成された投手ですので、早い段階で即戦力として一軍で投げることができるピッチャーだと思います。

各球団スカウト評

中日

「ドラフト1位クラスのピッチャー」

DeNA

「今すぐプロ志望届を出してもドラフト1位で指名されるでしょう」

楽天

「早川みたいにキレで勝負できる」

各球団の評価も非常に高く、すぐにでもドラフト1位指名でプロ入り可能だという段階まで来ています。

3年生になりました、春の選抜、そして最後の夏の大会での投球が非常に楽しみなピッチャーです。

まとめ

非常に安定感のある高校生ナンバーワン左腕。キレのいいストレートに変化球を交えられると、打者は打てません。

前評判はこれ以上ないくらい高い選手なので、3年生最後の春の選抜大会でのピッチングと夏の大会での投球内容に非常に注目が集まります。

ただ、もうすでに先発・リリーフで大阪府大会・近畿大会・明治神宮大会と優勝経験も積んでいます。

2023年の高校生世代は高校BIG3と呼ばれるスラッガーも数多くドラフト候補がいて、豊作と言われています。

佐倉侠史朗 内野手 九州国際大付属 高校生BIG3 ドラフト上位候補のスラッガー

あとは怪我だけはないように注意してほしいところですね。

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