【必読】「106万円の壁」が実質消滅?最低賃金アップと社会保険の新常識


【必読】「106万円の壁」が実質消滅?最低賃金アップと社会保険の新常識

皆さん、こんにちは。虎渓三笑TVの岩本健志です。

最近、日本年金機構やニュースで「社会保険の適用拡大」が話題になっていますが、「自分にはまだ先の話」と思っていませんか?

実は、2025年10月の最低賃金アップによって、働き方のルールがガラリと変わりました。今日は、特にパート・アルバイトの皆さんに直結する「週20時間の境界線」について解説します。


1. 「時給1,016円」がもたらした、計算の逆転現象

これまで社会保険に入るかどうかの大きな基準の一つに「月額賃金8.8万円以上(年収約106万円)」という条件がありました。

しかし、現在、全都道府県で最低賃金が1,016円以上になりました。ここで少し計算をしてみましょう。

1,016円(最低賃金) × 20時間(週) × 4.33週(1ヶ月平均) = 約88,053円

お気づきでしょうか?

「週20時間以上」働くと、最低賃金であっても、自動的に「月額8.8万円」を超えてしまうのです。

つまり、これまで意識されていた「106万円の壁」は、今や**「週20時間の壁」**へと姿を変えたといえます。


2. 今後のスケジュール:あなたの会社も対象になる?

「うちは小さい会社だから関係ない」と思っている方も注意が必要です。

社会保険の適用対象となる「企業の規模(従業員数)」は、今後このように段階的に引き下げられます。

施行時期対象となる企業規模(従業員数)
現在51人以上
2027年10月〜36人以上
2029年10月〜21人以上
2035年10月まで1人以上(完全撤廃)

現在は「51人以上」の会社が対象ですが、今後は**「週20時間以上働くなら、どんな小さな会社でも社保加入が当たり前」**という時代に向かっています。


3. 社長としてのアドバイス:調整するか、突き抜けるか

手取りを減らしたくないために「週19時間」に抑えるのも一つの選択肢です。しかし、最低賃金が上がり続けている今、時間を削り続けるのには限界があります。

あえて「週20時間以上」しっかり働き、社会保険に加入することには大きなメリットがあります。

  • 将来の年金額アップ: 私自身も自分の法人で役員報酬を抑えつつ社保に入り続けていますが、老後の安心感は格別です。
  • 健康保険の充実: 傷病手当金など、万が一の際の保障が手厚くなります。

結び

「壁」を気にして働き方を制限するよりも、制度を味方につけて、自分らしく稼ぐ。そんな前向きな働き方を、私も経営者の立場から応援していきたいと思っています。

制度が複雑で分かりにくいという方は、いつでも気軽に声をかけてくださいね!


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