動画編集の全工程の中で、もっとも時間がかかり、もっとも肩が凝る作業……。
そう、**「テロップ入れ」**です。
10分の動画に一言一句テロップを打っていたら、それだけで1日が終わってしまった、なんて経験はありませんか?
虎渓三笑TVの運営でも、初期は手入力に膨大な時間を費やしていましたが、今は違います。
今回は、Premiere Proの最強時短コンボ**「自動文字起こし」と「エッセンシャルグラフィックス」**を使って、作業時間を3分の1以下に減らすテクニックを解説します。
1. AIに丸投げ!「自動文字起こし」の手順
まずは、Adobeが誇るAI「Adobe Sensei」に喋った内容をすべて書き出してもらいましょう。
- 「テキスト」パネルを開く:
ウィンドウ>テキストを選択。 - 文字起こし開始: 「文字起こし」タブから「文字起こし開始」をクリック。
- 設定: 言語を「日本語」にし、話者が複数いる場合は「話者を分離」にチェックを入れます。
これだけで、数分後には動画内の全ての喋りがテキスト化されます。
誤字をここでササッと直しておけば、後の工程がグッと楽になります。
2. キャプションから「グラフィック」へ昇華させる
自動文字起こしで作ったテキストを、タイムライン上に配置します。
- 「キャプションを作成」ボタンを押し、1行の文字数(20文字前後がおすすめ)を設定して作成。
- ここがポイント: キャプションの状態だとデザインに制限があるため、メニューの
グラフィックとタイトル>キャプションをグラフィックにアップグレードを実行しましょう。
これで、通常のテロップと同じ「エッセンシャルグラフィックス」として扱えるようになります。
3. 「スタイル」機能で全テロップを一瞬で装飾
1枚ずつフォントや色を変えるのは卒業しましょう。
「エッセンシャルグラフィックス」パネルの「スタイル」機能を使います。
- 1枚だけ、理想のフォント、サイズ、境界線(縁取り)、シャドウを設定したテロップを作ります。
- パネル内の「スタイル」項目から**「スタイルを作成」**を選択し、名前を付けて保存。
- あとは、他のすべてのテロップを選択して、今作ったスタイルを適用するだけ!
これで、100枚あっても200枚あっても、一瞬で「YouTube風テロップ」に様変わりします。
まとめ:浮いた時間で「動画の質」を上げよう
テロップ入れを自動化する最大のメリットは、単なる時短ではありません。**「余った時間で、もっと面白い企画を考えたり、カットのテンポを磨いたりできること」**にあります。
虎渓三笑TVでも、この効率化のおかげで、より視聴者に伝わる構成を練る時間が持てるようになりました。
「テロップが苦痛で動画更新が止まっている」という方は、ぜひ今日からこのワークフローを取り入れてみてくださいね!

