対中日戦 開幕6連勝
岩本健志です。
昨日19日の甲子園、私たちはついに**「球団史上初」**の景色を目撃しました。
中日を相手に逆転勝利を収め、開幕から無傷の6連勝。
1935年の創設以来、どの時代の猛虎も成し遂げられなかった金字塔を、2026年のチームが打ち立てたのです。
しかし、私がこの「史上初」という記録以上に感銘を受けたのは、試合の中で見せた**「お互いをカバーし合う組織の在り方」**です。
■ アクシデントは組織の「脆弱性」か、「強度」か
2回、先発のルーキー伊原陵人投手が異変を訴えての緊急降板。
組織にとって、計画の柱が突然折れるようなこの事態は、通常であれば崩壊の引き金になりかねません。
しかし、昨日のタイガースは違いました。
これを組織論で解釈すると、今のチームには**「レジリエンス(回復力)」**が備わっています。
■ 1. エラーを補完する「心理的安全性」
伊原投手が降板時に見せた無念の表情。
それを救ったのは、後を継いだリリーフ陣と打撃陣の圧倒的な「カバーリング」でした。
現代の組織論において、一人のミスや不運を周囲が即座にカバーできる状態を「心理的安全性が高い」と呼びます。
「誰かが倒れても、俺たちがやり返す」という信頼がチームの根底にあるからこそ、若手は失敗を恐れず挑戦でき、ベテランは窮地で真価を発揮できる。
昨日の近本選手のV打や佐藤輝明選手のバックスクリーン弾は、まさにその信頼が生んだ「救済の一打」でした。
■ 2. 役割を超えた「自律的フォロワーシップ」
「自分の仕事はここまでだ」と線を引く組織は、突発的なトラブルに脆いものです。
昨日の試合では、急遽マウンドに上がった石黒投手、連投を厭わない湯浅投手、そして守備から流れを作った野手陣。
全員が**「チームの勝利」という共通目的**のために、本来の役割以上の出力を見せました。
指示を待つのではなく、状況に応じて各メンバーが自律的に動き、穴を埋めていく。
この**「多重的なカバーリング構造」**こそが、球団史上初の快挙を支えるエンジンの正体です。
■ 歴史は「文化」によって塗り替えられた
90年を超える歴史の中で、一度も届かなかった開幕6連勝。
この記録を打ち破ったのは、個人の突出した能力だけではなく、アクシデントさえも団結のエネルギーに変えてしまう「組織文化」の勝利です。
一人の投手の無念を、全員の歓喜で上書きする。
そんな強くてしなやかな組織を、私も「虎渓三笑TV」の運営、そして経営者として目指していきたいと強く感じました。
「球団史上初」の瞬間に立ち会えた喜びとともに、この強靭な組織がどこまで進化を続けるのか、これからも熱く追いかけていきます。
さあ、さらなる高みへ!
岩本 健志(虎渓三笑TV 代表)
#阪神タイガース





