いよいよ本格的な夏が到来し、連日猛暑が続いていますね。
冷房の効いたオフィスにいる方も、店舗や屋外の現場で汗を流している方も、この時期に絶対に軽視してはいけないのが「熱中症対策」です。
「自分は体力が自信あるから大丈夫」「昔からこの暑さには慣れているから」といった油断が、実は一番危険です。
今回は衛生管理者の視点から、職場や現場ですぐに実践できる具体的な対策と、もしもの時の初期対応について分かりやすく解説します!
1. 職場で今すぐできる!3つの基本対策
熱中症は、予防のポイントさえ押さえておけば確実に防げる症状です。
① 「喉が渇く前」の水分・塩分補給
「喉が渇いた」と感じた時点で、身体はすでに脱水状態が始まっています。 作業中や勤務中は、15分〜20分おきにコップ半杯程度の水分を意識的に摂りましょう。
汗をかいた時は、水だけでなく塩分タブレットやスポーツドリンクで塩分も一緒に補給するのが鉄則です。
② WBGT(暑さ指数)の意識と適切な休憩
気温だけでなく、「湿度」や「日照」を取り入れたWBGT(暑さ指数)を意識することが大切です。
特に湿度が高い日は汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもりやすくなります。
現場や店舗での作業時は、定期的に涼しい場所(エアコンの効いた部屋や陰)で休憩を挟み、身体の深部体温を下げる時間を意識的に作りましょう。
③ 通気性の良い服装と「声かけ」
熱がこもらない素材の服装を選び、屋外では帽子や冷感グッズをフル活用してください。
また、熱中症の初期症状(頭重感、立ちくらみ、生あくび)は本人が気づきにくいという特徴があります。
周りのメンバー同士で「顔色悪くない?」「ちゃんと水分取ってる?」とお互いに声を掛け合う環境づくりが最大の防衛策になります。
2. 万が一「怪しい」と思った時の応急手当(FIRST)
もし同僚や部下に「これ、熱中症かも?」と思われる症状(めまい、大量の汗、倦怠感、吐き気など)が見られたら、迷わず以下の応急手当を行ってください。
- 移動(涼しい場所へ): 風通しの良い日陰やエアコンの効いた室内へ移動させる。
- 脱衣(服を緩める): 襟元やベルトを緩め、体内の熱を逃がしやすくする。
- 冷却(身体を冷やす): 太い血管が通っている「首の周囲」「脇の下」「太ももの付け根」を氷嚢や冷えたペットボトルで冷やす。
- 補給(水分・塩分): 意識がはっきりしていれば、冷たいお茶や経口補水液を飲ませる。
※意識がない、あるいは呼びかけに対する反応がおかしい場合は、ためらわずにすぐ119番(救急車)を呼んでください!
人事総務部からのひとこと
健康で安全に働ける環境があってこそ、良い仕事やパフォーマンスが生まれます。
「これくらいで休んだら申し訳ない」と無理をするのが一番禁物です。体調がおかしいと感じたら、すぐに上司や周囲のスタッフに申し出てくださいね。
また、社内の衛生管理や熱中症対策備品(塩分補給品や冷感グッズなど)についての要望やご相談があれば、いつでも人事総務部までお声がけください!
暑い夏をチーム全員で健康に乗り切っていきましょう!
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