「動画の音が小さくて聞こえない」「急にBGMが大きくなってビックリした」……。
そんなコメントが届いたことはありませんか?
動画編集において、映像と同じくらい(あるいはそれ以上に)重要なのが「音」です。
特にYouTubeでは、スマホやテレビなど様々な環境で視聴されるため、**「どの端末で聞いても心地よいバランス」**に整える必要があります。
今回は、虎渓三笑TVでも徹底している、BGM・効果音・声の黄金比と、失敗しない設定術を解説します。
1. 「声」を基準に全ての音量を決める
動画の主役は、あくまで「人の声」です。まずは声のボリュームを一定の範囲に収めることから始めましょう。
【目安となるオーディオメーターの数値】
- 人の声: -6dB 〜 -12dB の間を振るように調整
- BGM(喋り中): -20dB 〜 -30dB 程度(うっすら聞こえるくらい)
- BGM(盛り上げ時): -12dB 〜 -15dB 程度
- 効果音: -6dB 〜 -12dB(声の邪魔にならない程度)
Premiere Proの右側にある「オーディオメーター」が、常に**「0dB」を超えて赤く点灯していないか**を確認してください。
0dBを超えると「音割れ」が発生し、非常に不快な音になってしまいます。
2. 「エッセンシャルサウンド」で一括調整
1クリップずつ音量を調整するのは大変です。そんな時は「エッセンシャルサウンド」パネルを使いましょう。
- 全ての声クリップを選択して、パネルの「会話」をクリック。
- **「ラウドネス」>「自動一致」**をクリック。
これだけで、バラバラだった声の大きさが、YouTubeの推奨規格に近い音量へ一瞬で均一化されます。
3. BGMの音量を自動で下げる「ダッキング」
喋っている間だけBGMを下げ、喋りが止まったらBGMを上げる。このプロのような操作も、Premiere Proなら自動です。
- BGMクリップを選択し、エッセンシャルサウンドで「ミュージック」に設定。
- **「ダッキング」**にチェックを入れ、「ダッキング先」を「会話」にします。
- 「キーフレームを生成」を押すと、声がある場所だけBGMの音量が自動的に下がります。
まとめ:最後は「実機」で確認しよう
PCのモニターだけでなく、自分のスマホに動画を送ってイヤホンやスピーカーで聞いてみるのが、最も確実なチェック方法です。
「声がしっかり聞こえつつ、BGMが心地よく流れているか」
このバランスが取れている動画は、最後までストレスなく視聴され、視聴維持率のアップにも繋がります!


