才木浩人 投手 涙の復活 1159日ぶりの勝利

才木浩人 投手がトミー・ジョン手術から復活白星

才木浩人 投手が復活した。

阪神は7月3日 バンテリンドームで行われた中日戦で才木浩人 投手を先発させた。才木浩人 投手は2020年11月に右ひじのトミー・ジョン手術を受けており、3年ぶりに1軍のマウンドへ復活した。

長いリハビリだった。

もうマウンドへは上がれないのか。ボールを投げれないのか。

そんな焦燥感に襲われながらも、才木浩人 投手はこの日まで決してあきらめなかった。

ヒーローインタビューでは声を震わせた。

「支えてくれた人たちのおかげで戻ってこれたので感謝の気持ちしかない」

心の底からの声だ。

立ち上がり

1148日ぶりの1軍登板だった。緊張の立ち上がり。

1番の岡林勇希・2番の溝脇隼人を連続三振に封じる。

上々の滑り出しだ。

2回から少しバテが来たが、スコアボードに0を刻み続ける。

5回裏にピンチが訪れた際も落ち着いていた。

阪神が3点リードしていたが連打などから1アウト満塁のピンチを迎える。

しかし9番打者の柳裕也を空振り三振に打ち取ると続く1番の岡林勇希には高めのストレートを打たせてサードへのファールフライに打ち取り無失点で切り抜けた。

才木浩人 投手は5回を被安打5 無失点で最速153キロを計測していた。

才木浩人 投手を阪神リリーフ陣が無失点リレー

阪神は才木投手の後の継投を加治屋・浜地・ケラー・岩崎の投手リレーで零封。

才木浩人 投手の白星をガッチリと守り切った。

そして、ケラー投手が勝ちパターンの試合に投げれたことは何よりも大きい。

ここ数試合、岩崎優投手の救援失敗試合もあった。

金曜日のバンテリンドームでの試合では、先発の青柳晃洋投手をリリーフした湯浅京己投手がマルテイネス選手に勝ち越しの決勝2点本塁打を打たれるなど、ここまで踏ん張ってきた投手陣に疲れが見え始めていたのは事実だ。

浜地真澄投手も一時は離脱していたが見事に調整後は好投を続けている。

今後、アルカンタラ投手の復帰もあると思うが、夏場に向けてリリーフ陣の層が厚くなってきた。

大山悠輔が通算100号

打っては、2016年ドラフト同期入団の大山悠輔が通算100号となる先制2ランホームランで才木浩人 投手を援護。

阪神の歴史の中では田淵幸一・掛布雅之・岡田彰布に次ぐ歴代4位のスピード達成となった。

近本光司が29試合連続安打

近本も連続試合安打を29に伸ばし2001年の桧山進次郎が記録した28試合連続安打を更新し、球団単独2位に浮上。

マートンが持つ球団記録の30試合連続安打の更新なるか。

こちらも注目である。

阪神にとっては歴史の残る様々な記録が出た一日になった。

苦手バンテリンドームで勝ち越し。

後半戦への巻き返しに勢いをつけたい。

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