武内夏暉 投手 東都大学リーグのナンバーワンサウスポー その実力はDeNA今永クラスか！？

武内夏暉 投手は2023年ドラフト会議で最も注目すべき大学生左腕の1人です。混戦が続いたセリーグにおいて、各球団先発ローテの顔触れを見渡すと、DeNAには今永投手や東投手ら大学生左腕が多いことに目が行きます。

ここ近年、大学生のピッチャーを中心に指名してきた結果、見事にローテーションが揃い、DeNAベイスターズが上位争いをしているのは ドラフト戦略としては成功していると言っていいでしょう。

とりわけ、大学生のサウスポーとなればどの球団も欲しいところです。

武内夏暉 投手の経歴

武内夏暉 投手は八幡南高校時代の1年秋に一塁手としてベンチ入りを果たし2年生の春から投手に転向しています。

高校時代は3年生の春と夏にともに福岡県大会で3回戦で敗退し、甲子園出場とはなりませんでした。

主な戦績

国学院大学へ進学した武内投手は3年生になりました2022年秋季リーグで7試合に登板し4勝0敗 防御率0.68 という成績を残して、一気に注目を浴びることになります。

2022年9月3日に行われました青山学院大との試合では9回を打者34人に対して球数119 被安打9 四死球3 奪三振7で1-0の完封勝利を挙げます。

2022年9月19日行われました駒沢大学との試合でも9回を打者30人に対して球数110 被安打4 無四死球 奪三振8で3-0の完封勝利を記録します。

4年生になりました2023年春季リーグの成績は9試合に登板し、2勝3敗で防御率2.88と防御率0点台をマークした青山学院大学の松井大輔投手 や下村海翔投手らと比べると見劣りますが、日米大学野球選手権大会に出場するために侍ジャパンにも選出されるなど、その実力は折り紙付きです。

2023年侍ジャパンではセーブも記録

7月6日にコールマン・フィールドで行われましたアメリカとの試合では

先発した青学の下村投手をリリーフし、4イニングを1失点に抑え、見事にセーブを記録しています。

日本　０１０　３００　００１＝５

米国　０００　１００　０１０＝２

武内夏暉 投手の特徴

①最速149㌔のストレートにスライダー・カーブ・チェンジアップを投げ分けます。

②テイクバックが大きくない割には非常に角度のある直球で、低めに集められ、打者のインコースもズバリと投げ込むことができます。

③それに加えてチェンジアップと100キロ台のカーブが効果的に緩急をつけ、バッターからすると非常にタイミングが取り辛い投手です。

ストレートで押したり、カーブで球速を外したり、非常に奥行きの深い組み立てのできる投手です。

今季の大学生左腕としては東洋大の細野投手と並んでトップクラスの投手といえます。

細野晴希 投手 東洋大学 週刊ベースボール

細野投手もええピッチャーやで！

阪神は武内投手をリストアップすべきか？

阪神は、高橋遥人投手が長期離脱しており、川原陸投手もなかなか一軍に上がってこない中、左の先発投手に関しては1人でも多く獲得したいところです。

現状のローテーション投手を見渡しても伊藤将司投手がいるものの、桐敷投手が中継ぎでスタンバイし、及川投手もリリーフ待機、そして富田蓮投手がファームで先発中継ぎ両方スタンバイしている状況です。

阪神が武内投手をリストアップしたほうが良い点は下記の通りで3点ほど挙げられます。

①国学院大2年秋の神宮大会での九州産大戦でいきなり先発登板で完封するなど

大舞台でも落ち着いて自分の投球ができるのが魅力的です。

②変化球でもストライクが取れるので、真っすぐもスピードガン以上の速さを感じることができる投手であるという事。

③大学生左腕でコントロールもいいとなれば、上位指名は必然的になるという点。

こういった点が挙げられます。

まとめ

確かに新人投手に関しては実際に入団してみないと分からない部分は多々ありますし、

4年生の春季リーグの成績は他を圧倒するような内容ではありませんでした。

しかしストレートで押したり、カーブで球速を外したり、非常に奥行きの深い組み立てのできる投手です。

今季の大学生左腕としては東洋大の細野投手と並んでトップクラスの投手といえます。

この武内夏暉（たけうちなつき）投手は、比較的早い段階で一軍のローテーションに入ってこれるだけの実力を持ち合わせています。

順調に成長していけば将来的にも左のエース候補としての活躍が期待できると思います。

ですので武内夏暉（たけうちなつき）投手は必ず獲得リストに入れるべき投手と位置付けていいでしょう。

東松快征 投手 享栄高校 世代ナンバーワン 左腕 ドラフト上位候補

にほんブログ村

にほんブログ村