チャンネル登録数 なぜか増えない・・・
そんな悩みをお抱えのYouTuberも多い事だろう。
YouTuber初心者の悩み共通点としてあるのが「チャンネル登録数1,000」の壁。
それを乗り越えるための動画編集の具体的な内容を紹介しよう。
▼カットを多くする(ジャンプカット編集)
▼テロップをタイミングよく入れる
▼効果音を入れる
チャンネル登録数 増やす編集
YouTuber特有の編集方法である「ジャンプカット編集」
これは映像の連続性を無視して、シーケンス内のカットとカットを繋ぎ合わせ、時間が飛んだかのような印象を与える編集法である。
ジャンプカット編集を使用すると、視聴者に編集をしたことが分かってしまい、違和感があるために、「基本的には避けられる編集方法」ではある。
しかし、テンポよく演出するためには必要な編集法だ。
ジャンプカット発症の映画
ジャン・リュック・コダールの長編映画「勝手にしやがれ」(1959年・フランス)
ジャン・リュック・コダールの長編映画「勝手にしやがれ」(1959年・フランス)が
ジャンプカット編集の発症だと言われています。
当時作成した映画が長時間になるという事で、プロデュ―サーからフィルムの短縮を求められ、フィルムをランダムに切り貼りして短縮したことが始まりと言われている。
YouTubeコンテンツは「情報をいかに凝縮するか」
なぜジャンプカット編集がYouTubeにおいて有効なのか。
「映像」はキレイな風景の旅番組や30分のTV番組、または2時間の映画など、視聴者がそれを見るために、あえて時間を割いて見る準備をするコンテンツである。
それに対して、YouTubeで配信するコンテンツである「動画」は隙間時間の5分、あるいは、移動時間の間の1分などの時間を使って見るコンテンツである。
だから動画は「面白くなかったり、テンポが悪い」と離脱されてしまうのだ。
なのでジャンプカット編集を上手く活用して、無駄な部分をカットし、テンポの良い、情報をグッと凝縮した動画を仕上げるように心掛けよう。
テロップは必要なのか?
続いてテロップに関してなのだが、正直、私自身の経験から「フルテロップ」は必要ないと断言できる。
なぜなら、貴チャンネルで話している言語は何か?
もちろん日本語であろう。そして、そのコンテンツにアクセスして視聴する人も恐らく大半が日本人だろう。
そうであれば、見ている人の大半は日本語を理解できるわけだから、そもそも字幕的な役割であるテロップを必要以上につけることはないと考える。
しかし、昨今のTV番組しかり、競合他チャンネルのYouTuberにおいて、
これでもか!
とデザインやフォントサイズに凝ったテロップを画面のそこらかしこに貼り付けまくっているのが現状だ。
先程も述べた通り、YouTubeの動画編集において大事なことは、
ある意味、テロップよりも話している内容に沿った補助的なグラフやチャートなどを挿入することはいいと思うのだが、意味のない完全フルテロップは逆効果になる可能性が高い。
要は視聴者からするとウザくなる可能性があるということだ。
あくまでもテロップは貴方が話している部分で、少し噛んでしまったり、内容が聞き取りにくかったシーンにおいて「視聴者の方に快適に動画を視聴してもらうために」補助的に入れるのが本来の姿だと思う。
なので、前説や、冒頭の挨拶導入部分などで、「こんにちは!」や「そうなんですよね」とか、情報の内容にそこまで大きな影響がない部分にテロップを入れる必要はない。
(エンタメ系の場合は除く)
とにかくYouTubeを始めたばかりの初期段階では過度な編集やテロップつけなどに時間を割くのではなく、しっかりとした企画・台本を作りこみ、カメラに向かって視聴者にとって聞き取りやすい声のトーンや、スピードを意識して収録することの方が先決であろう。
・基本的に話している内容が聞きやすかったらテロップは要らない
・テロップは聞き取りにくい部分に補助的に使用する
・フルテロップを入れることよりも企画・台本作りを丁寧に行うことを優先する
効果音について
効果音に関してだが、こちらもテロップと同様、あまり入れすぎると逆にうるさくなる。
場面転換や、本当に大事なポイントを言う際に、申し訳ない程度の音量で少し入れることがコツだ。
しかしエンタメ系の動画でテンポよく面白く構成するならば多用しても構わないと思う。
演者の動きに合わせて効果音をタイミングよく入れていくことは大事だ。
しかし、教育系や解説系のチャンネルにおいて効果音をあまり入れすぎるとゴチャゴチャしすぎて動画自体がスッキリした仕上がりにならない可能性がある。
またBGMも入れているのならば、BGMじたいの音量調整もしっかりと調整しないと
視聴者からは「もっと音量を下げて」とコメントされるかもしれない。
実際、私も動画のオープニングパターンを色々と変えて試していた時期に、2-3秒の長めの効果音を使用していたのだが、「あのピーンという効果音がうるさい」とか「OPの効果音をもう少し下げてもらえませんか?」などのコメントが入った経験がある。
なので、あくまでも効果音は、テロップ同様、「適当な音量で、タイミングよく、控えめに」使用することが肝心だ。
・適度な音量で使用する
・タイミングをよく考えて配置する
・控えめに使用する
まとめ
YouTubeチャンネル登録者数を増やすための動画編集方法について書いてきましたが、一番大事なのは「視聴者の方にとって、見やすい動画編集をすること」が一番大事です。
ですので、必要ない編集はしなければいいのですが、逆に、貴方が作った動画にテロップや効果音があったほうが見やすいのであれば、適度な音量とタイミングで挿入していけば、かなり動画の仕上がりが改善されると思います。
それでは頑張って動画を作っていきましょう!
「45歳からのYouTuber」
” 45dream “ 大阪府出身
上場企業管理職➡43歳からYouTuber
PC / 撮影 スキル 知識ゼロから2年半で登録者数5,500名を超える。
会社員の経験をプラスし、現役YouTuberとして動く。- 動画編集
- SNSマーケ / Webマーケ
- BLOG・ECサイト・投資家と幅広く業務を展開。
某CS放送にてCM出演の経歴あり。
スポーツ紙にECサイトの広告掲載をするなど、 メディア活用に強み。